「これ欲しい!」欲望を抑える思考法 〜本当に必要ですか?〜
こんにちは。
ボーナスが出て早速欲しかったものを買い漁っています、ギンです。
それはさておき街中で
様々なセールがあり、うっかり色々買ってしまった経験て誰しもあると思います。
私自身も服屋の閉店セールで
「多分こんな機会はなかなかないし、確かに安くなってるから
今買わないともったいない」
という謎の確信のもと、”3着以上で◯%引き”という文言に惹かれ
欲しいと思った服とは別に、普段着ないような服まで
買ってしまいました。 3着買わないと勿体ない・・・っていう感情
そしてそれは当然今でも着ていないし、さらに買ったお店も
1年くらい閉店セールやってます。
いつ閉店するんでしょう?笑
なぜ本来必要でないものまで欲しくなってしまうのか
これにはいくつかの理由があることがあることが
心理学的に証明されています。
- 同調行動
- 希少性の原理
まず①の同調行動についてです。
同調行動には2つの意味があります。
- 多数派の行動を真似する
- 親密な人の行動を真似する
1つ目は
「人は自分の意志とは関係なく多数派の行動を真似する傾向がある」
という意味です。
5人で居酒屋に行き、一杯目はウーロンハイにしようと決めます。
ただ、他の4人がビールを頼むと、ウーロンハイと決めた人も「じゃあ私も」とビールを頼むことが多くなります。これが多数派の行動を真似する同調行動です。
2つ目は
「人は自分の意志とは関係なく親密な人の行動を真似する傾向がある」
という意味です。
憧れの先輩がよく使う言葉を無意識的に使ったり、好きな芸能人が着ている洋服の傾向を好きになったりする経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
これが親密な人の行動を真似する同調行動です。
同調効果という言葉は、同調行動と同じ意味で使われます。
要は今回のようなパターンでいえば、多くの人がセールで
お店に集まっていたり、急いで買っている姿を目の当たりにすると
「他の人に遅れをとりたくない」
という心理になってしまい、買ってしまうというもの。
待って...!俺もっ...!
次に②の希少性の原理についてです。
「希少性の原理」とは、人が欲している量(需要)に比べ、利用できる量(供給)が少ない時、そのものの価値が高くなる、または高く思える心理的な現象のことをいいます。
- 今買わなければもう二度と手に入らないかも!
- 入手困難だから、ある程度高額でもそれだけの価値があるように思う
- 数が少ないんだから、他人もうらやむはず
それこそが、今回紹介する希少性の原理そのものなのです。
私自身、同じような商品の中で極端に少なくなっているものに対し
希少性が高い=その物の価値が高い
という心理が働き「ここで買わないとなくなっちゃうかも・・」
と思って買ってしまったことはたくさんあります。。。
ある実験で同じクッキーを2つの瓶に入れ、一方の瓶には10枚
もう一方の瓶には2枚入れました。
そして5人に食べてもらい
どちらが美味しかったか聞いたところ、5人全員が2枚しか入っていない瓶の方が
美味しいと答えたそうです。
つまりはその商品の本質とは別に、
希少性が高いと価値が上がるということのようです。
まとめ
買い物に行くと上記で書いたような心理が働くので
特に◯◯セールのシーズンや、閉店セールを謳っているお店に
行った時には 、本当にその商品が必要なのか、何を買い物に来ているのか
立ち止まって考えてみてください。
そうすると冷静な状態に戻れるので、余分な買い物を防止することができます。
この記事を読んでいただいた方であれば、『あ。今自分には希少性の原理が
働いているな🤔』と感じることができるようになっていると思いますので
お店の策略にまんまとハマることがないよう、よく検討して買い物してみて
ください。
「今しか買えない」というのは営業トークの鉄板ネタですし
そのような人間心理を利用した広告や商品はたくさんあります。
ついつい買いすぎてしまう・・・
という方はこの心理を踏まえて、商品の本質を見極める、という
思考法を実践すると出費を抑えられると思います。